2020年に鼻アレルギー診療ガイドラインが改訂されました。

20年前と比べて増加傾向にあり、国民全体の2人に1人がアレルギー性鼻炎だと報告されています。

また、通年性アレルギー性鼻炎は4人に1人となっています。

スギ花粉症も年々増加しており、年齢層別で特に10代の方は2人に1人がスギ花粉症と報告されています。

70歳以上の方でも20%の有病率で5人に1人ということになり、増加傾向にあります。

これまでは加齢に伴いアレルギー性鼻炎の有病率は低下すると考えられていましたが、若年期の有病率の増加などで高齢者の有病率が増加しています。

そこで、アレルギー性鼻炎に対して、唯一の根治療法として、舌下免疫療法があります。