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Bspot療法 EAT

NPO法人日本病巣疾患研究会  JFIRオンラインセミナーにて

コロナ後遺症がBspot療法/EAT療法で改善する可能性があると報告されました

☑鼻の突き当りを綿棒で擦過する治療です 

☑鼻の突き当りは上咽頭、別名を咽頭扁桃、アデノイドと呼ばれています

☑慢性上咽頭炎は慢性疲労症候群、過敏性腸症候群などの機能性身体症候群に関してだけでなく、腎臓病や皮膚病と関連する病巣感染として注目されています

のどちんこの裏側にある上咽頭、アデノイドに薬を塗布する治療法です。上咽頭は呼吸の際に空気に一番に触れる器官であり、乾燥したり、細菌やウイルスの影響を受けやすい場所となります。鼻呼吸ができている場合は、鼻に空気の乾燥を防ぐ機能があるため、乾燥しにくいですが、鼻閉や鼻水等で口呼吸になっている場合は、空気が乾燥しやすく上咽頭炎を起こしやすくなります。

また、上咽頭は咽頭扁桃と呼ばれています。扁桃と同じ名前がついていますので、同じ扁桃グループであり、扁桃炎と同様に、炎症を起こしやすい場所となっています。上咽頭炎になると、のどがイガイガする、鼻水がのどに落ちてくる後鼻漏、鼻の奥に違和感を感じる、声が出しにくいなどの症状が現れます。

構造上、上咽頭は外から目で見て確認することは難しい場所であるだけでなく、スプレーやうがい薬などでは治療が難しい器官です。B スポット療法は、上咽頭が炎症を起こしている場合に有効な治療法で、鼻から綿棒を入れて、塩化亜鉛という薬を直接上咽頭に塗布します。

 

治療方法

☑綿棒に塩化亜鉛液をつけて上咽頭に塗ります                   

写真は鼻から綿棒をいれ、上咽頭=鼻の突き当りを擦過しているところになります。

上咽頭は炎症を起こしやすい場所で、症状や炎症の程度によって効果が出るまでにタイムラグがあるため、1週間から2週間おきに通院していただきながら治療を継続していきます。

 

 

こんな方におすすめ

☑喉がイガイガする
☑咳が⻑く続いている
☑痰が良く出る
☑鼻水がのどに落ちてくる
☑肩こり、頭痛
上記以外にも
☑喘息
☑めまい、耳鳴り
☑自律神経障害
☑扁桃病巣感染症 IgA腎症、掌蹠膿疱症、胸肋鎖骨過形成症など
☑アトピー性皮膚炎
などに効果的という報告もあります。

治療上の注意点

Bスポット療法は痛みを伴うことがしばしばあります。炎症の程度が強い⼈ほど、薬が染みてヒリヒリとした痛みを感じ、⻑い時には数時間、稀に翌日まで痛みが残ります。痛みが強いということは、炎症が強いということもあるため、症状が改善しやすい傾向があります。痛いからと言って治療を中断すると、症状の改善につながらないため継続するようにしましょう。

治療後、唾液や鼻水に血が混じることがあります。炎症が強ければ強いほど、出血します。処置を重ね、炎症が改善していくにつれて、出血は治まっていきます。

薬によって粘膜が刺激を受けて、鼻水や痰が出やすくなることがありますが、数時間で治まることがほとんどです。

治療後は食事や飲み物などを摂取することは可能です。

 

https://jfir.jp/chronic-epipharyngitis/

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